How Crazy Are You? -彼女が呼び起こす音楽

先日、後輩と話してたのをきっかけに、TRICERATOPSの「オレンジライター」を思い出したのだけれど、そうやって音楽と人って密接に関係してる。
特に10代の頃に聴いた音楽は。

音楽が人を呼び起こす場合もあるし、人が音楽を呼び起こす場合もある。
音楽って面白いもんでさ、何かと関係しなきゃ生きていけないものなんだよね。
それが誰かの場合もあるし、感情の場合もあるし、色々だけれど、写真みたいなものかな?
いつだって、その時に戻れて、その時の感情に戻れて、そして見る度に新しい思い出が作られる。

高校時代ってのは、毎日200人近くの男女が同じ建物の下で過ごすわけで、恋し、恋され、仲間とつるみ、ケンカをし、が日常茶飯事。
大人になってからは、同じ建物の下で過ごしていたとしても、そんなに多くの人が近くで関係することはないから、やっぱり特別な環境だ。

恋した人と過ごした音楽のことも覚えているけれど、恋された人と過ごした音楽のことも覚えていて、この曲を聴くとなんだか体が汗ばんだ感覚になる。

背が低かったから、僕と話す時はいつも上目遣いで、その上目遣いがとても可愛らしかった。
10代の頃ってあるじゃない?「高校デビュー」「大学デビュー」みたいな感じ。

みんな、「かっこ良くなりたい」「可愛くなりたい」と思って、憧れの自分に、なりたい自分に向かって、殻を破る瞬間があるわけで、今思うとそれがとっても青春で抱きしめたくなる光景だ。

心に見た目がついてくるんじゃなくて、見た目に心を追いつかせようというのだから、とても可愛らしくて愛おしい。

彼女はいわゆる「ギャル」って感じの子で、一丁前の見た目をしていたんだけれど、北海道のド田舎から通っていて、その田舎さが抜けない感じが可愛らしかった。

今も思うけど、「生まれながらのギャル」ってあまりいなくて、みんな、自分の弱さを隠そうと強がっているから純粋無垢な子が多い。
「すごい遊んでて、男性経験多そうだけど実は処女」みたいな(笑)

あの子も、そんな強がりな女の子だったなぁ。
やたらスキンシップを取ってきたり、顔を近づけて誘惑してくるくせに、こちらから押し倒せば、顔を赤らめて、ヘナヘナと崩れ落ちちゃうような。

 

僕、「人と関係させる」ことが好きなわけだけれど、音楽もやっぱりそうで、こんなふうに誰かと誰かを関係させてる。
自分の作ってきた音楽、これから作っていく音楽も、そんな僕の見えないところで鳴り響いているのだと想像するだけで嬉しくなる。

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