先輩・後輩制度はめんどくさい

時代はどんどん流れている。
僕の世代って、ちょうど転換期の世代で、例えばアナログからデジタルに移行しなければいけなかった時代。

だから、アナログをずっと生きてきた人はアナログで生き続ければいいし、デジタルで生き続けてきた人はずっとデジタルで生き続ければ良いと思う。
 
だけど、自分達の場合、アナログ世代とはアナログ感覚で付き合わなければいけないし、デジタル世代にはデジタル感覚で付き合わなければいけない。
 
本当はもっと複雑で、アナログ世代の教えを信奉してデジタル世代に伝える人、アナログ世代の教えを否定してデジタル世代を称賛する人、僕みたいに人によって付き合い方を変えましょうっていう3種類がある。
 
「年上を敬いましょう」とか「男尊女卑」の文化は日本儒教的な価値観であって、本来から日本にあるものではない。
 
どうしても今の時代から遡ると、今より昭和は上下関係や男尊女卑がひどくて、明治はもっとひどくて、だから江戸時代や戦国時代はもっと酷かったんだろうと想像してしまうけれど、そうやって分けるならむしろ戦前と戦後で大きく変わっていて、江戸時代以前は身分による上下関係のほうが強かったし、女性の地位も高かった。
 
僕らは戦後の学校教育を受けてきているわけだったけれど、先生嫌いだったじゃない?尊敬できる大人があまりいなかったじゃない?
そんな嫌われてる先生がクラスを統治するために「年上というだけで偉い」という教えが必要だったわけ。
 
僕らみたいな職種は、何かしらの実力がないと生き残れない世界だから、尊敬できない先輩なんてほとんど存在しないせず、たいして苦労はないのだけれど、学校や会社のような組織だと年功序列が崩れてリストラが増えても、まだまだ古い価値観に疲れている人達が多いなぁと思う。
 
今の時代、面白いなぁと思うのは、その「年上だから敬う」という価値観も「役職が上だから敬う」という価値観も崩れてきて、「敬える存在だから敬う」というとてもシンプルになってきていること。
 
「後輩を飲みに誘っても付き合ってくれない」って愚痴を聞いたりするけど、ちゃんと尊敬できる人の誘いには喜んで飲みに行ってる。
「今の若い子は飲みに行かない」じゃなくて「オマエがしょぼいから飲みに行ってもらえない」のほうが正しい。
 
「年上だから」「役職が高いから」敬わなければいけないのではなく、「敬える存在の人がたまたま年上だった、たまたま役職が高かった」というシンプルさのほうが、僕的には楽で嬉しい。
 
人間関係は、敬語を使っているから敬っているわけでもなく、タメ語だから敬っていないわけでもなく、敬語だと親しくなれないわけでもなく、タメ語じゃないと上下関係を消せないわけでもないから、もっと自由にあなたの感じるままでいいと思うよ。
 
まぁ実際、社会はどうかわからないから、怒られても知らないけど。
スポンサーリンク

あなたにおすすめの記事