守るものを持つと、人は強くなる

ここのところ、陳腐な言葉が最も正しいと感じることが多い。

当たり前のことって、当たり前すぎて気づかなかったり、その言葉の意味を履き違えて捉えてしまっていたりして、だから、ある瞬間、「あぁ、そういうことだったのか」と気づかされることが多い。

別に、オリジナルの価値観を生もうなんて、努力する必要はなく、ありふれた言葉の中にオリジナルの要素が詰まっている。

「守るものを持つと、人は強くなる」

と、タイトルに書いたけれど、ちょっとこの言葉だけではややこしくて、「失いたくないものを持つと、人は強くなる」わけじゃない。

それは、同義じゃなく、逆に「失いたくないものを持つと、人は弱くなる」と思う。

「守るもの」は、正確にいうと「守りたいもの」であって、失うかどうかはたいした問題じゃないということだ。

恋人や家族、親友でも、ファンでもいい。
だが、これらが「守りたい」か「失いたくないか」では大きく結果が変わってくる。

「守りたい」時は、相手のために頑張る。
お金を稼ぐでも、愛情を注ぐでも、自分がしたいからするのだ。

だから、自分の意に反することはしないし、結果として、相手を幸せに出来なかったとしても、恨まれたとしても、自分は正しかったと納得できる。

「失いたくない」時は、自分のために頑張る。
お金を稼ぐでも、愛情を注ぐでも、自分が相手に同じことをされたいからするのだ。

だから、自分の意に反することをして、結果として、それで相手を幸せにできなかったり、恨まれたとしたら、自分が間違っていたとか相手が間違っていたとか、ありのままの結果に納得できないのだ。

「守りたい」時でも、手段は選ばず何でもするように思うけれど、そんなことはない。
実際、正しいことを続けていれば、大切な人に恨まれることはないし、何も失うことはないのだから。

こういうことって、なかなか自分じゃ気づけない。
だって、どちらも「〜してあげたい」って思っているから。

だから、結果が返ってこないと分からない。

その時に、自分が想像した結果と違って、悲しかったり、怒りがこみ上げたり、いらだった場合は、あなたの相手は「失いたくない存在」だったってことだ。

そんなものは、決して、あなたを幸せになんてしないから、いらない。
今すぐ、捨ててしまっていい。

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