知らない人達ばかりに助けてもらう時代

悲しいけれど、そういう時代だなぁ、と思う。
いや、悲しいというのはちょっと安易で、新しい価値観の時代に入っているのだと思う。

なんだかんだ、僕は人前に立って、ライブをしてきた人間だから、そう感じるのだと思う。
だけど、今はこういったコラムだったり、ネットを通して、たくさんの顔も名前も知らない人達と交流を持つことになった。

で、そんな人達のほうが、このコラムを広めてくれたり、僕に色々な形で利益をくれているのだと感じる。

先日から、有料記事を書いたけれど(これから色んなカテゴリー、ギター講座などでも増やしていく予定)、この記事を読んでいるあなたが買ってくれるとは全然思っていない。

現在、8割近くの読者が検索からたどり着いてくる人。
そんな人が記事を買ってくれて、そんな人がこのコラムに記事を提供してくれて、そんな人がこのコラムを一番広めてくれている。

ファンがキュレーターとなって「売れる」時代」という記事を書いたけれど、きっとキュレーターになってくれるのは、ほとんどが今の10代の人達だろうと思う。

彼らは、デジタルネイティブな人間は、ネット上でも顔写真を公開し、どこの出身で、どんな職業で、どんなものが好きで…と抵抗なく自分を紹介できている。

だけど、そうじゃない人達は、「身バレするとヤバいから」と顔を隠したり、名前を隠したり、別のアカウントを作ったり、良いと思ったでもシェアしなかったり、そういった自分の身の安全の確保に入ってしまう。
「誰が伝えているか?」が定かでなければ、世の中には広まっていかない。

別に、そんな人達にどうこうしてほしいとは思っていないけれど、ネットやSNSが普及したことにより、一般人と公人との境目は社会的にはなくなったと思う。
みんなが、芸能人のようなもんだ。

正直、僕らは、「どこどこの誰で、どんな活動をしていて、〇月〇日はこの場所にいます」とネット上で言っている人達だから、同じ立場で接してくれる人が、一番信用できる。

次に信用できるのが、会ったことも顔も見たこともない人だ。
そんな人のほうが、リアルに会話ができて、身近に感じられる。

そして、一番信用できないのが、実際に会った人だけどネット上で同一人物だと結びつかない人だ。
ネット上では名前を変えてやっていたり、リアルな友達に見つからないようなアカウントを作っていたり、別に顔写真を晒せというわけではなくて、自分を知っている人達の前で言えないことを口にしたり、他の人にバレないようにコソコソ行動している人だ。

どうして、信用できないか?って、ものすごく簡単に言えば、誰の役にも立たないから。
ただ、それだけのこと。

僕もだいぶネットの住人になってしまったけれど、リアルな場も大好きだ。
だけど、ネットとリアルの両方に生きることで、リアルな場で嫌いな人とネット上で好きな人が増えた。

これから世の中どうなっていくんだろう?って思うけれど、知らない人達に助けてもらうことが多くなったから、知らない人達を助けていく道を歩んでいくんだろうなぁ、と思う。

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