あの時、あの場所で、出会っていなかったら

そんな場面が、多々ある。
別に僕に限った話じゃないんだろうけど、その辺の引きが強いほうだと思う。

お互い同じタイミングでケータイを交換してしまい、連絡先のわからなくなった相手と偶然バスの中で再会したり、たまたま友人に連れられて行った会場で数年ぶりに再会する相手がいたり、たまたま飲みに行った先で長く付き合うことになる友人と出会ったり。

と、書いてみると案外普通だな。
けっこうどこにでも誰にでもありそうなことだ。

そんなわけだが、ここのところもそんな「あの日に、あの場所に行かなかったら」みたいな出会いが何個かあって、人生っていうのは不思議だなぁ、と思う。

 

もう昔からなんだけど、自分から行動するとか、自分からコミュニケーションを取りにいくようなことは本当に数年に一回くらいしかなくて、それでも誰かが僕を目に留めてくれて、覚えていてくれて、声を掛けてくれるのだから、なんだかツイてんなぁって思う。
今、僕がここに立っている理由も、僕の力じゃなく、そんな人達の力なわけだ。

 

先日、ミュージシャンの大先輩の方から、「ギターを教えてほしい」という申し出があった。
お会いする前にもちろん、MVだったり、活動をチェックさせてもらうのだが、良い歌を歌い、良いギターを弾くしいったい僕に何が教えられるのだろう?と思った。

今までも、ファンもいて、しっかり活動しているミュージシャンを教えているしはじめてのことではないので、毎度毎度そんな感情に晒されるわけだ。

まぁ、とにかく、自分に与えられる「何か」があるということは嬉しい。

 

彼は言う。
「5年後くらいになってでいいから、アイツ成長したとファンや周りの仲間に思われたい」

僕はこういう決意が、好きだ。
自分自身も、今そういう気持ちで音楽をやっている。

20代の頃は、「30までに芽が出なかったらやめよう」って気持ちでやっていた。
それはそれで、それまでがむしゃらに生きようというなら悪いことではないけれど、「音楽をやめるという選択肢」を持っているということだ。

僕は今、ボイトレに通っていて、もうすぐ2年になるのかな。
歌を歌いたいって気持ちもあるし、そこまで上手になれなくてもコーラスだったり、楽曲提供の際の歌入れだったり、仕事のために絶対にあったほうがいいスキルだ。

「とりあえず、3年は続けよう」
そんな気持ちではじめた。

 

まだまだ偉そうなことは言えないけれど、向いてる向いてないって、続けてみないとわからないと思う。
たまたま10代の頃から続けていたものが、向いてるものになってしまっただけで、他にも向いてるものがたくさんあるかもしれない。

 

いつからだってスタートできるし、いつからだって続け始めることができる。

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