ネット配信にみる自己顕示欲と承認欲求

「音楽よもやま話」のカテゴリーで書こうか迷ったが、こちらはかなり私見なので、また別記事でツイキャスやニコニコ動画の生放送については話そうと思う。

そんな私もつい最近、ツイキャスをはじめたばかりで(http://twitcasting.tv/x_choro_x/show/)まだ初心者ではあるのだが、いろいろ市場を知ろうと他の方の配信を見て回っているわけだ。

前から知ってはいたけれど、ツイキャスやニコ動などのネット界で有名な人というのがいるわけだが、正直何を目指してどういう目的でやっているかわからないし、なぜ人気があるのかわからないものが多い。
だけど、目の前に起こっている事実を受け止めるのが何より大事であるから、何が良いのかを毎日考えているわけである。

 

ひとつわかったのは、自己顕示欲と承認欲求が強い人が増えたというところ。
もしかしたら、昔からこれだけ多くの人がいたのかもしれないが、僕は時代的に増えたのだと思っている。

自己顕示欲とはつまり、「自己の存在をアピールしたいという欲求」だ。
「自分、ここにいますよー」ってやつ。

承認欲求とはつまり、「他人から認められたいという欲求」だ。
「そうだよね、わかるよー」ってやつ。

もちろん、人間誰だって持っている欲求だけれど、僕らの時代は数より質、頻度より密度でそれを感じていた気がする。

本人達がどう感じているのかはわからないけれど、端から見ればそれはキャバクラと同じようなもので、自己顕示欲を満たしてくれる温床、承認欲求を満たしてくれる温床に飛び込んでいるというだけだ。
だから、努力は必要ない。

キャバクラと違うところは、お金が掛からないというところ。
それと、ここは嘘の世界だという認識がないところ。

 

ちやほやされたり、フォロワーを増やすことに躍起になって、いったいどこに向かっているのだろう?と思う。
普通は、目的のための手段として利用されるものが、手段が目的になっているわけで。
例えば、受験生は大学に行くために勉強するのであって、勉強すること自体が目的になっているのはおかしい、と感じるわけだ。

 

アーティストを目指す人間にだって、自己顕示欲、承認欲求はもちろんある。
だけど、どこかのタイミングでそれは逆転するはずだ。
いや、しなければいけないはずだ。

自分自身の自己顕示欲、承認欲求を満たすためではなく、見る側聴く側のそれを満たす役割を担っているのだと。

 

隣の人に愛されることなく、遠くの人に愛されることはないと思うのだが、この先時代はどう変わっていくのだろう。

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