思い込みが消えてゆく

思考をどんどん、初心に返していくと思い込みが外れていく。

外れていけばいくほど、「なんて間違った認識をしていたんだ」とか「どうして今まで幻に囚われていたんだろう?」と気づく。

思い込みとはどんなものかというと、例えば隣駅まで歩いて向かうとして、それは僕の体が駅に向かって進んでいるように感じているけれど、実は僕はその場で足踏みしているだけで景色がどんどん僕に向かってきているだけかもしれないということ。

「そんなはずはない」と考えるのが正しく思い込みで、「景色のほうが動いている」と信じてみると実際にそう見えてくる。

まぁ、具体的には、そんなふうに見つめ直していくと、「自分のモノ」がどんどん無くなっていく。

「自分の家」

別に賃貸とか持ち家だとかの話ではなく、そこに住んでいるのは確かなのだけれど、「自分のモノ」ではない。

「自分のお金」

今、手元にはあるけれど、「手元にある」「財布に入っている」だけであって「自分のモノ」ではない。
その財布も目の前に存在しているのは事実だけれど「自分のモノ」ではない。

「自分の友達」

さすがにこれはわざわざ説明する必要はないだろう。

「自分のモノ」というのは個人の思考が生んだ概念でしかなくて、真実ではない。
だけど、そんな当たり前のことをみんな真実だと信じていて、僕もそうやって信じていた。

「自分の〜」を持つと、人は苦しむ。
「自分の〜」を失うと、悲しくなる。
「自分の〜」を奪われると、怒りが湧く。

本当は、「自分の〜」なんて存在しないのに、わざわざ自ら作って苦しみを生み出してる。

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