「素敵な音楽」じゃなくて「素敵な人が聴いてる音楽」が売れる

僕は音楽やってる側の人間で、そういう人間ってのはあまりジャンル分けする意識がないから、クラシック以外の音楽を「ポップス」と呼んでいるのだけれど、ポップスつまりポピュラー音楽をWikipediaで調べると「広く訴求力のある音楽ジャンル」と書かれている。

訴求力とは、「宣伝や広告によって、対象者の購買意欲を刺激すること」。
言い方を変えれば、「商品の良さを、相手が納得する ように伝える力」みたいなことだ。

そういう意味では、一次発信者はもちろん重要ではあるのだけれど、実際は二次発信者が一番の宣伝、広告塔になっている。

例えば、Macはオシャレなデザイン性なのだけれど、それよりもオシャレな人達が使い始めたからオシャレになったのだ、と思う。
だから、自分もMacを持つとオシャレになった気がしてくる。

自分が10代の時もそうだったけれど、素敵な人が聴いてる音楽というものは素敵に見えてくるもので、学校という狭いコミュニティでイケてる奴が洋楽を聴いていたから洋楽を聴くようになったわけだし、テレビ的には邦楽全盛でもそうなっていくわけだ。
ポップスとはそういうものだ。

僕は、できるだけ色んなジャンルのライブに顔を出すようにしているのだけれど、いつも観るのはお客さんのほうだったりする。
人気のあるアーティスト、人気の出てきたアーティストには、やっぱりかっこいい人、かわいい人、オシャレな人がたくさんいる。

別に個人の趣味嗜好の話だから、何を聴くか、何を好きになるかは自由なのだけれど、利用者、音楽でいえばファンがそのアーティストのアーティスト性を宣伝しているのだなぁ、と。
わかりやすく言えば、好みのタイプの人(好きな芸能人でもよいし)が聴いている音楽は、「その人とお近づきなりたい」から勉強するものだ。

だから、やる側としても、素敵な人に素敵だと思われる存在にならないとなぁ、と思う。
そんな人が味方につけば、百人力だ。
「この人と仲良くなりたい」「この人達の輪に入りたい」「そうすれば自分も素敵になれる気がする」。
ポップスとは、そういうものだ。

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