般若心経の嘘。「色即是空」は間違っている

仏教徒の人ではなくても多くの人に知られている経典「般若心経」。
空(くう)の思想を説いた経典で、「色即是空、空即是色」という言葉が有名。

「空(くう)」とは、一言でいうと「有るともいえるし、無いともいえる幻のようなもの」のこと。
「色(しき)」とは、物体、出来事といった目に見える「事象」のこと。

「色即是空」は「色即(すなわ)ち、是(こ)れ空なり」、「空即是色」は「空即(すなわ)ち、是(こ)れ色なり」ということなんだけど、何が間違っているいるかというと、これをもうちょっと論理学的な表現にすると、

「色は、空である」
「ゆえに、空は、色である」

となる。

これって、ちょっと論理学的にはおかしくて、分かりやすく直すと、

「犬は、動物である」
「ゆえに、動物は、犬である」

っていうのと、同じことを言ってることになるわけ。

「空」っていうのは、「有る」と「無い」を含むものだから、「色」という「目に見える事象=有るもの」と同列の抽象度で並ぶのはおかしくて、論理的に破綻してしまう。

「有る」と「無い」の両方を含むもの、つまり「犬」と「猫」の両方を含むものである「動物」がここでの「空」になるというわけだ。

そもそも、般若心経って「観自在菩薩は、舎利子(シャーリープッタ)に言いました。」って出だしで始まるんだけど、仏教でいう「菩薩」とは「悟りを求めて修行中の者」のこと。
舎利子(シャーリープッタ)は釈迦の十大弟子のひとり。「阿羅漢」という、簡単に言うと「悟った者」を指す存在なわけで、悟ってない菩薩が悟っている阿羅漢に説教しているという構図がおかしいのだ。

僕は本など、他の人から学んだことの話をしているだけで、真偽のほどはわからないけど、釈迦本人が語ったことではないことは確か。

ちなみに僕は仏教徒ではないのだけど、小学生の頃に呼んだ手塚治虫の「ブッダ」から仏教に興味を持って(大人になって改めて買い直したけど、やっぱり名作でした!)、そこから今度は釈迦本人が語ったことを突き詰めて学んでいったのだけれど、釈迦の語っていることって哲学的というか、論理的というか、多くの実験と思考を繰り返した末、導き出した答えが語られていて、なんとも科学的。

今でいう心理学だったり、脳科学だったり、そういった「心の科学」を地球上ではじめてやった人なんだなって思う。
実際、アインシュタインなど有名な科学者が仏教を称賛していて、本当に科学なのだなって感じるわけです。

 

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こちらは、そんなこんなを学べる書籍。
仏教徒の方だったり、「信じるものは救われる」「楽しければいいじゃない」みたいな価値観の人にはオススメしないんだけど、物事を自問自答して考えたり、悩み事を頭で理解して解決しようとしたり、そんな方にはおすすめ。
あとは、理系の人にもおすすめかな。

 

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)
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大人になって改めて読んで、手塚治虫って天才だなって思いました。
この人って、とにかく人だったり動物の表情を描くのが上手。
1巻開いてすぐの最初の数ページが神がかっているのだけど、小学生の僕もそこから惹きこまれ夢中になり、大人になってから僕もやっぱり同じく惹きこまれました。
手塚治虫の漫画は、「ブラックジャック」だったり、「火の鳥」も好きなのだけど、「ブッダ」が一番好き。

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