大反響だった「バンドマンに彼女、奥さんがいると知った時のファンの心境」を読んだ読者の方から「私も似たような経験ありました」とメッセージを頂きました!
なので、今回はその方のメッセージを掲載させていただきます!
同じ状況を体験したからといって、感じ方は人それぞれ。
たくさんの人の言葉を聞けることは、色んな角度から物事を見つめられますし、大変ありがたいことです。


S子さんの体験談

ファンを信じるってどういうこと?

…ショックでした。結婚してた事より隠されてた事が。直メールまで出来てしまってたから、出来てないよりも喪失感は大きかったと思います。しばらくアーティストの曲ばかりか、他の好きなアーティストのラブラブ幸せな歌まで聞けなくなりました。
僕が気になったのは、この部分です。
これって、どういう心境なんでしょう?
男性側だから、アーティスト側だから理解できないのか、ぜひ女性ファンの方の意見を聞きたいものです。
・結婚してた事より隠されてた事がショック
→まず大前提として、「結婚してるということを伝えることがバンドマンの義務だ」ってファンは考えてるってことですよね?
・しばらくアーティストの曲ばかりか、他の好きなアーティストのラブラブ幸せな歌まで聞けなくなりました。
→「隠されてた事がショック」とありましたが、やはり疑似恋愛していたということでしょうか?
→見えない相手だから、いろんな想像ができて歌詞を楽しめるけど現実感がでて楽しめなくなったということでしょうか?
「~してた事より隠されてた事がショック」って、けっこう女性が口にするという印象があって、ちょっと男性的には理解できない節があるんですよね。
「正直に話してもショック受けんじゃん」
「隠してたのバレてもショック受けんじゃん」
「どっちにしてもショック受けんだから、だったらとりあえず言わないでおいたほうがいいや」
僕なんか、そんなふうになっちゃいます(笑)
バンドマンの言い訳

ちょっと言い訳させてもらっていいですか?(笑)
僕もまったくファンの気持ちがわからないわけじゃありません。だけど、こちらにはこちらの事情っていうものもあるんです。
前回の「バンドマンに彼女、奥さんがいると知った時のファンの心境」のA美さんの体験談では、バンドマンのほうから直接「僕も子どもがいますよ」と告げられたわけですが、これってA美さんのことを、アイドルとしてではなくて純粋に音楽好きでアーティストとして見てくれていると感じた、ファンを信じたからこそ起きた行為だと思うんです。
ですが、これってたくさんのファンが観ているステージや、ブログ、SNSではなくて1対1の場面で起こってるんですよね。
ファンの数は人の数です。
S子さんのように「全然、言ってくれたほうがいい」という方もいますし、バンドマンと願わくば付き合いたいと考えているファンもいます。
バンドマン側でも、「この人は話しても大丈夫」「この人に話すと危険」っていうのは正直あるんですが、なかなか周りに誰もいない1対1で話せる場面というのがないんですよね。
で、実際そういうことを話して厄介なのはバンドマンと願わくば付き合いたいと思っているファン、つまり恋愛視しているファンです。
そういうファンに彼女や奥さんが発覚すると、愛情が憎しみに変わるんですね。
バンドを壊しにかかるファンもいますし、彼女や奥さんを攻撃するファンもいます。
なんだかんだショックを受けるとしても、A美さんだったりS子さんのような方は、やっぱりそのアーティストの音楽が好きで、変わらず応援してくれるんです。
だから、やっぱり言わないほうが賢明だなぁ、と考えてしまいます。
バンドマンが彼女や奥さんの存在をファンに知らせない理由については、こちらで更に詳しく書かせてもらっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
いくらファンを信じていたとしても、個人の判断で動けないパターンもあります。
今回もとても貴重なメッセージを頂きました!
ご提供ありがとうございます。
ファンの方、アーティスト両方にぜひこの記事を見て頂けたらと思います。
そして、この記事によってファンとアーティストそれぞれの意見が飛び交い、理解が深まれば嬉しいことです。

私も似たような経験をした者なので、ぜひお話を聞いてください。