バンドがデビューして3年で解散するのは当たり前

2013年、2014年、2015年と相変わらず、バンドの解散、活動休止が相次いでいます。
解散の原因や理由の真相は、音楽性、方向性、不仲、結婚、金銭の問題、色々あるあるな話が出てくると思いますが、とにかくいつでも危機に瀕しているのは確かなこと。

でも実際、自分もバンドマン、ミュージシャンとして生きてきて、それは全然びっくりすることでも、不思議なことでもないんです。

バンドを組む、とは起業のこと

3年解散

そう、バンドとは会社のようなもの。
3、4人組で曲作って、ライブして、収入を得ようとしている会社です。
まだ、代表取締役と取締役だけの小さな会社ですね。

そしてその人数で、ライブやイベントの企画、CDやグッズの販売、バンドの宣伝、ライブハウスやCDショップ、流通業者への営業、売上の管理といった経理や事務作業などのすべてを行っているわけです。

ですが、会社と同じような形で動いているのに、法人化しているバンドは少なく、また法人化したからといって、融資や、投資が望めるわけでもない。

個人企業の生存率データ

起業した会社がどれくらい生き残るかご存知ですか?
色々なデータがありますが、よく取り上げられているのが、

  • 1年以内に30%が廃業
  • 3年以内に70%が廃業
  • 10年以内で90%が廃業

というデータです。

会社って3年以内に7割が倒産してしまうほど、もろいものなんですね。
そして、これをバンドに当てはめてみても同じようなことが言えると思いませんか?

ビジネスとして音楽を考える人たち

「ビジネスとして音楽を考える人たち」とは、つまり、「音楽で食べていきたい人」「プロとしてやっていきたい人」ということです。
そう考えて、上のデータを具体的に見ていきましょう。

3年頑張って会社に黒字化の見込みができなかったら、廃業を考える。

というわけですよね。

バンドの実際はというと、3年以内に事務所、レーベルが決まれば、レコーディング費用、宣伝費用などを出資してもらえるようになるから、またそこから続けることができますが、その後契約期間が切れるタイミングで、またはその後3年以内で解散、活動休止するバンドも多いです。

バンドは突然、解散する

もちろん、内部では突然ではないのですが、外部からはそう見えるでしょう。
これも実際、「名前を知ってる会社が、いきなり倒産のニュース」なんて見たことありますよね。

僕、音楽業界の決算公告なんかを定期的に調べているんですけど、けっこういろんなところで赤字が見られます。
例えば、日本最大手のCDショップなんか、数億の赤字です。

また、黒字だからといって安心できるものでもないんです。
手元に資金、現金がなければ、黒字倒産というのもよくある話です。

バンドも、会社も、突然明日、解散する危機にある。

というお話でした。

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