バンドマンがもらって一番嬉しい差し入れ

「アーティストの方って、何を差し入れされたら嬉しいですか?」とファンの方におすすめに関して質問されて、バンドマン仲間の経験、反応や僕自身の経験も踏まえ、答えた話をしようと思います。

中には「バンドマンの彼氏への差し入れはどうしたらいいですか?」なんて質問も受けます(笑)
でも、ファンの心理や悩みが知れること、そういう意味では今の自分の立場、大変貴重だなぁ、と。

何ももらわないのが一番嬉しい

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正直、これが一番ありがたい。

特にツアー中なんかになると、機材車に荷物ぎゅうぎゅう詰め込んでいるわけで、差し入れが増えれば増えるほど、車内が狭くなっていってしまう。

ライブに足を運んでくれるだけで、十分嬉しいんですよ。
CDだけしか聴かないファン層、YoutubeやSNSなど無料の範囲でしか絡んでこないファン層がいる中で、ライブにまで足を運んでくれるファンというのはそれだけで大変嬉しい存在です。

詳しい理由も含めて、どんどん話を進めていきましょう。

しいて言うなら、水、タバコ、弦、商品券

それでも、どうしてもあげたいなら、「水かタバコか弦か商品券がいいんじゃない?」と答えるわけです。

要は、もらって絶対に使うもの。

「そんなものあげたいわけじゃない」とファンは思うかもしれないが、喜んでほしいならそれが一番。
それで、自分のことを覚えてほしいなら、やっぱりそれが一番。

アーティストが欲しいものを差し入れてくれるファンなのだから、とても印象に残るんです。

こちらのギフト券は、自分でメッセージを入れることもできるのでファンレターとしても機能する便利もの。
後から手描きでイラストやメッセージも加えられるので、他のファンと差をつけたファンレターを送りたいならおすすめ。

甘い食べ物は一番NG

あくまで男バンドの例として挙げているけど、男子は甘いもの苦手な人が多い。

具体的にファンのプレゼントでどうしてダメか?どういうものがダメか?というと、自分が好きなもの、良いと思うもの、あげたいものをあげるという行為。

こういった自己顕示欲を感じるものは、喜ばれない。

それは、あなたがあげたいものであって、アーティストが欲しいものではないですから。

お酒好きなバンドマンにはビール券なんかがオススメ。
ライブ会場でお酒もらうと、けっこうな荷物になるし大変なんですよね。
ツアー中なんかだとさらに大変。

お酒もらうのは嬉しいけど、ライブ当日は機材などで両手いっぱいの状態。
こういったあなたの気配りがアーティストに喜ばれるかもしれませんね。

バンド全体にあげるのもNG

バンド全体にあげるのも喜ばれないです。
それなら、個人あてであげたほうがまだいいですよ。

先程、甘い食べ物を例にしてあげたけど、甘いものが好きなバンドマンももちろんいる。
だったら、それはその人だけにあげればいいだけのこと。

バンド全体にもらってしまうと、甘い食べ物が嫌いなメンバーも、「苦手だけど、せっかくもらったんだし、一口でも食べないと悪いよなぁ」と頑張って食べます。

これが、楽屋でよく見る光景。

そういった意味でも上に挙げた商品券などは個人に渡してもいいし、バンド全体に渡しても、バンド活動のための資金として使えるから使い勝手の良いプレゼントだと思います。

差し入れの行方

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もらう差し入れがひとつだけなら問題ないけど、たくさんの人に差し入れをもらうと、なかなか差し入れについて割く時間は取れなくなります。

楽屋でも、メンバーそれぞれ練習したり、集中力を高めたり、ライブに向けて個人で時間を取ることが多いし、意外とメンバー4人で集まる時間はないもの。

上の甘い食べ物の例で言うと、例えばツアーが終わって、メンバー解散する段階で、「この差し入れ誰が持って帰る?それじゃ、ジャンケンで」みたいな流れになるんです。(個人あてであればこうはならないが)

もちろん、もらってありがたい

バンドマン、アーティストに嫌われるファン」にも書いたけど、もちろん、どんなものを頂いてもバンドマンは感謝はしています。

「差し入れ、うぜー」なんていうようなバンドマンは逆に稀じゃないでしょうか。
自分のファンなら、上に挙げた甘い食べ物なんかでも、もちろんありがたいとは感じるでしょう。

だけれど、それは「ありがたい」であって、「嬉しい」ではないということ。

「ファンの気持ちは嬉しいけど、実際いらないし、でももらって悪いから捨てるわけにもいかないし…」って感じです。

甘い食べ物の例でいうと、賞味期限が切れるのを待って、「賞味期限が切れてしまったから、もう食べれないし仕方ない」と、何とか仕方ないという理由をつけたりします(笑)

こんな経験ないですか?

友達の家に遊びに行ったら、友達のお母さんが「ご飯食べていきなさい」と言ってご飯をごちそうになる。
茶碗が空になったのを見て、「ご飯おかわりいるかい?」とお母さんに声をかけられる。
せっかく、ご飯ごちそうになってるし悪いなぁと思って、「じゃ、少しだけ…」と答える。
「若いんだから、遠慮しないでたくさんお食べなさいね」と、茶碗にもりもりとご飯が盛られてくる。
「うわー、お腹いっぱいなんだけどなぁ」と思いながら、出されて残すのは失礼だと思うから、お腹が苦しいけど頑張って食べる。

感覚としては、こんな感じだと思ってください。

差し入れしたければご自由に

そんなありがた迷惑なファンについては、「バンドマン、アーティストに嫌われるファン」のほうに詳しく書いてるので、こちらもご参考に。

別にあげたければ、あげていいんですよ。

たぶん、こういうのを気にするあなたは、自分があげたい気持ちと、相手が喜ぶことを両立させようとしているんでしょう。
どちらか一方の気持ちだけにしてしまえば、悩むことも、アーティストを困らせることもなくなると思います。

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