「応援している」と言って、アイドル、シンガーソングライターを破滅に導くヤバいファン

2016年、女性アイドル(シンガーソングライター)の冨田真由さんがファンに刺されるという事件がありました。

こういった恐ろしい事件、アイドルや女性だから特別というわけでなく、僕らのようなバンドマン、男性シンガーソングライター、アーティスト全般で同じような事件が起こる危険性を秘めています。

実際、アーティストであれば、似たような経験、このような事態に発展しそうな恐怖を持った方はけっこういるでしょう。

ファンならびに容疑者の岩埼友宏は逮捕されたものの、被害者は未だ重体、そこから数カ月経っても、冨田真由さん本人からは何の発言もない状態が続いていますが、Twitterで多くの方々が冨田真由さんにリプライを送っている光景が見られます。

冨田真由さん宛のツイート

事件後、多くの方が冨田真由さん(@tomitamayu)にツイッター上でメッセージを送っていて、そのほとんどが良心的なコメントであるけれど、1割にも満たない程度ですが「なんか変だな」「なんかヤバいな」と感じるツイートがあると思います。

冨田ツイ

これは、ネット上の話であるからリアルな現場は全く違うと感じるかもしれないけど、実際のライブハウス、イベント会場でも、こんなふうに違和感を覚える人物はやはり存在するんですよね。

ネット上では、全くの部外者の発言が目立ちますが、それを除けば大差ないように感じます。

高垣俊也さん宛のツイート


 

冨田真由さんの昔からの友人と発言し、現在の容態などをツイッター上で伝えたことで、高垣俊也さん(@Theia_azusa)にも多くのコメントが寄せられています。

高垣ツイ

高垣俊也さんの行動そのものに、物議を醸すことは想像できますが、高垣俊也さんを批判している方の発言だけでなく、批判している方のアイコン、プロフィール、フォローしている人、フォロワー数などを見ていくと、「この人実生活で友達いるのか?」と感じられる部分がありますし、リアルとネットを使い分けていると考えても、これが「抑圧された本音、感情」と思うと恐ろしいものです。

本当は3%の3%であるという事実

こうして、リプライの3%程度に「なんか様子がヤバい奴」が含まれるわけですがが、そもそも、実際にはこの事件を知っている人の3%の人くらいしか、本人に直接リプライを送るという行為をしていないんです。

大多数の人の行動を「普通」とするならば、すでにこうやって本人に直接リプライを送っているだけで「普通ではない」ということになりますよね。

そんなふうに、ツイッター上で見かけるファンというのは、実際はファンの中でも一握りのファンだったりします。

80対20の法則

ビジネスを勉強している人であれば知っている言葉であるかと思いますが、「顧客の20パーセントが利益の80パーセントを生み出している」なんて言われてます。

衣食住に関わる最低限の生活必需品ではなく、趣味嗜好が関わってくる商品になればなるほどこの傾向は強く、また傾きも大きくなってくるでしょう。

例えば、ニコニコ動画のような無料会員と有料会員のあるサービスだと、有料会員の数は全体の会員数の1~3%だと言われていますし、Youtubeの音楽MV再生数と楽曲の販売数を比べても似たようなものだと思います。

ネット上だと、80対20以上に利益対顧客のパーセンテージは広がるのかもしれないですが、「顧客の一部が利益の大部分を担っている」ということに変わりはないです。

アーティストを応援するヤバい奴ら

好きな人は去る

アイドル、バンド、シンガーソングライターといった音楽業界の利益に関しても、やはりこの類です。

少数のコアなファンが、利益の大半を担っているのは事実です。

先程からの流れを踏まえて話していくと、アーティストのライブに足しげく通う普通じゃない3%の人達のさらに普通じゃない3%の人がアーティストの利益の大半を担っているということになりますね。

そりゃ、97%の人達と違う行動をしない人なのだからヤバい奴に決まってます。(タイトルやツイッター発言に関しても「3%」という数字を使わせてもらったけれど、しっかり統計を取っているわけではないのであくまで「少数の例え」として受け取ってください)

ファンであること自体がすでに普通じゃない

メンヘラ26

ファンを見ていて感じることは、「ファンであること自体が普通じゃないという意識」がないことがひとつの問題じゃないかと思います。

上に挙げたように、大多数を「普通」とするならば、誰かのファンであること自体が普通の価値観ではないのに、一般的な常識を持った、正しい行動のできる人間であると何故か自負してしまっている点。

アーティストの立場であれば、その職業自体が一般的ではないから、自分が当たり前だと感じたこと、正しいと感じたことが、世の中的にはおかしいのではないか?と自問しながら行動することができるけど、ファンの立場であればそれは難しいと思うんですよね。

97%のコミュニケーションを求めるアーティスト

普通

大変に身勝手な話ではあるけれど、自分達を応援してくれる3%のヤバい奴らが活動を続けるための利益を生み出してくれているありがたい存在なわけで、だけど共有したいのはあくまで音楽的な価値観、芸術的な価値観だけなわけで、アーティストとのコミュニケーションの取り方、距離の取り方に関しては、もっと普通の97%と同じように接してほしいと願っています。

こんなことをファンに求めること自体どうかと思うのですが、今の時代、音楽業界の現状として、ファンに求めるというよりも、ファンにすがるしかない状態なんです。

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一見したところ、まともでやさしそうに見えるのに、付き合っていくと徐々に豹変し、自分の一方的な思いを実現させるべく周囲を利用し始める、そんな“危険な”人が増えています。

友人、職場の上司、同僚、マンションの隣人、ご近所……「彼ら」はいつでもどこにでも存在していて、気づかずにそのテリトリーに入るととんでもない目に遭うことに…。

▼タダでは言えないウラのウラの話

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なにせ僕も音楽業界で生きている人間ですし、本当にタブーな話はできないんです。
同じバンドマン、業界人、ライブハウスに目をつけられたら業界で生きていけなくなりますから。

ここでも、かなりタブーギリギリの限界に挑戦させてもらっていますが、さすがにお伝えできるのはここまでが限界。

「バンドマンの生態」「バンドマンと付き合う方法」「愛されるファンになる方法」など、オモテには出てこない音楽業界の真相を、バンドマン、業界人、ファンのリアルな体験談を通してお伝えしています。

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